山角町(やまかくちょう)

この町は、寛永14年(1637)の文書に初めて町名が見られます。 町名の由来は、「新編相模国風土記稿」(1841年)によると小田原北条氏家臣「山角氏」(北条早雲が駿河へきたときに同行した武士の一人で、北条氏の歴代に仕えた重臣の一族)の屋敷があったためとしています。 町内には、小田原北条氏時代(北条早雲、氏綱、氏康、氏政、氏直の北条氏5代(1495~1590年))から畳職人、屋根職人の頭などが多く住んでいたと伝えられています。東海道筋の西から武家屋敷が並ぶ「御厩小路(おうまやこうじ)」、「天神小路(てんじんこうじ)」が南へ延びています。 なお、天保初期(1830年代)、町内の戸数は88軒でした。
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