昭和61年小田原市が辻村農園主、辻村克良氏の協力を得て、平成2年6月に植物公園として整備し開園しました。
辻村植物公園の前身の辻村農園は、小田原の素封家・辻村家の6代目の辻村常助氏と弟の伊助氏によって、明治40年代に創立されました。創立当時は、小田原駅付近にあったのですが、大正7年頃国府津から小田原に鉄道が敷設されることに伴って、現在の場所に移転されました。諸外国から樹木の種子を取り寄せ、庭園や公園樹としての試作もしました。
それらの樹木のうち、ここの風土に適したものが残り、年月を重ねて、他の植物園や植物公園などでは決してみることのできない外国原産樹の美しい景観を形作るに至りました。
交 通 : 関東学院行きバス終点下車徒歩20分
障害者対応施設 : トイレ・車イス用スロープ・専用駐車場