中華料理
2013年08月15日 11:22
細切り牛肉の甘味みそ炒め、レタス包み
レシピ/制作 鈴木 一弘 (小田原宮小路・中国料理 森羅)
森羅の夏メニュー・第2段は炒め物です。一見簡単そうに見えますが、これがなかなか難しいのです。難しいところは、野菜のゆで加減です。さっと青くゆでるのが、野菜の美味しさを引き出す最大のポイントです。時間勝負ですから、手早く調理します。また、豆苗だけでなく、ほうれんそうや小松菜、菜の花などいろいろな野菜に代えて作ることができます。応用範囲は広いです。ただ、茎が太くて葉が厚いのもは茹で時間、炒め時間を少し長めにします。がんばって挑戦してみてください。
材料 |
作り方 |
1 豆苗をおよそ半分に切り分けます。茎と葉に分けておきます。
2 鍋に中華スープ600ccを入れて火にかけます。スープは市販のとりがらスープでも代用できます。
3 これに塩・小さじ2杯を加えて沸騰させ、塩を溶かします。
4 これに豆苗を入れてゆがきます。ここで大事なポイントは、火を通しすぎないことです。まず、茎を入れます。入れた直後から、5秒数えて、葉を入れます。混ぜすぎないように全体をていねいにゆがきます。茹で時間は、茎を入れてからおよそ15秒です。
5 青くゆがいたら、ざるに取ります。中華スープは、卵と野菜を入れて別にスープを作ります。
6 別の鍋にサラダ油・大さじ1杯をひき、加熱します。
7 みじん切りにしたにんにく・1個、輪切りのとうがらし・少々、長ねぎ・1/3本を入れます。
8 にんにくがきつね色になったら、火を止めて、豆苗を加えます。
9 続いて酒・小さじ2杯、化学調味料・少々、塩・小さじ1/2杯、こしょう・少々を振り、火をつけます。
10 軽く全体を混ぜ合わせて、出来上がりです。時間にして10秒程度です。このとき味をみます。出来具合によって調味料を足します。
11 また、青臭さを除きたいときは、もう少し炒めます。ただ、青臭さを多少残したほうが、野菜本来の美味しさを味わえます。