二宮金次郎をもっと身近に感じるコース

二宮金次郎と言えば、薪を背負って本を読む少年時代の姿が有名ですが、大人になってからの偉業は、意外と知られていません。

実はその偉業は、現代の私達に、生きるヒントを与えてくれているのです。過酷な環境でも夢を持ってがんばった二宮金次郎に力をもらえる、そんなコースです。

小田原駅 Start !

電車で9分

小田急線 各駅停車

新宿方面行

栢山駅下車

小田原駅からの運賃 190円

A. 小田急線 栢山駅

徒歩10分

B. 二宮一族の墓所

善栄寺

善栄寺(曹洞宗)は、二宮一族の菩提寺で、金次郎をはじめ、父母・兄弟の墓があります。金次郎は栃木県日光市で亡くなったため、墓は日光市にありますが、遺歯、遺髪の一部を善栄寺に持ち帰り、埋葬しました。善栄寺は、1215年に木曽義仲の側室の巴御前(ともえごぜん)が創建した由緒あるお寺で、第三代小田原北条氏当主・北条氏康の夫人が寺の再興に尽力し、曹洞宗に改宗しました。

境内

二宮金次郎「少年勉学の像」

北条氏康夫人の墓碑

木曽義仲と巴御前の墓

二宮一族の墓

住所

電話

小田原市栢山868

0465-36-0504

徒歩7分

▲ MAP

C. 二宮金次郎を知る

尊徳記念館

二宮金次郎の少年時代は、両親と死別し、一家離散というとても厳しいものでした。そんな過酷な環境から、自分の力で一家を復興し、さらには武士の家や栃木県の農村の立て直しを行っていく偉業が、アニメーションや模型でわかりやすく紹介されています。また、金次郎にまつわる遺品も陳列されています。

外観

展示

展示

<オススメ>

常駐している解説員さんの様々なお話を聞きながら展示室を回ると、二宮金次郎を身近に感じることができます。(予約可能)また子どもでも読みやすい「二宮金次郎物語」は、展示室入口で、200円(平成27年2月23日現在)で販売されています。

住所

電話

開館時間

(展示室)

休館日

観覧料

小田原市栢山2065-1

0465-36-2381

9:00~17:00(入館は16:30まで)

年末、年始を除いて年中無休

一般200円 小・中学生100円

※土曜日は小・中学生無料

尊徳記念館敷地内移動

D. 二宮金次郎を感じる

二宮尊徳生家

この生家は、寛保2年(1741)頃、祖父銀右衛門が分家した時に建てられたもので、二宮金次郎は1787年にこの家に生まれ、16歳まで住んでいました。16歳で一家離散した時にこの家は売られ、他の場所に移築されましたが、昭和35年に元の場所に移築・復元されました。江戸時代の中流農家の典型的な住宅です。

二宮尊徳生家 外観

二宮尊徳生家 室内

「回村の像」村々の指導を行う成人後の金次郎像

徒歩4分

▲ MAP

E. 二宮金次郎に学ぶ

捨苗栽培地跡

金次郎が17歳の時でした。金次郎は、田植えの時期に余って捨てられていた苗を、荒地を耕して植えました。すると秋には一俵(約60kg)もの米を収穫することができ、さらに翌年はその米をもとに5俵もの米を得ることができました。この経験から「小を積んで大と為す(積小為大)」の法則を体感したということです。

徒歩7分

▲ MAP

F.二宮金次郎と同じ空気を吸う

油菜栽培地跡

金次郎は、一家離散後、伯父の万兵衛宅に身を寄せていました。

伯父に迷惑をかけないように、夜間勉学に使う明かり取りの油の原料である油菜の栽培を思い立ち、一握りの菜種をまいて栽培しました。翌年、7升(12.6L)ほどの収穫を得て、これを灯油にかえて使いました。その油菜の栽培地跡に碑が立っています。

説明書き

この辺りは、現在も田畑が広がっていて、遠くの山々まで見渡すことができます。金次郎も、一生懸命田畑を耕すかたわら、この長閑な景色を眺めていたのでしょうか。

尊徳記念館の駐車場の裏の田畑のあぜ道を通って行きます。天気が良ければ富士山も見えます。

徒歩13分

D. 小田急線 栢山駅

電車で9分

小田急線 各駅停車

新宿方面行

栢山駅下車

小田原駅からの運賃 190円

▲ MAP

小田原駅 Finish!!

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