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(自転車3分 ▼ 徒歩9分)
<境内にいくつもの社>
市民の間では、「だいなりさん」と呼ばれ親しまれている大稲荷神社は、1590年に正一位田中大稲荷大明神と称していましたが、1706年に小田原城主大久保加賀守忠増によって現在地に勧請され、谷津村、竹の花町、須藤町、大工町の鎮守として大稲荷神社と称しました。境内には、大稲荷神社の他に、錦織神社や田中稲荷元宮、愛宕(あたご)神社があります。
大稲荷神社。様々なところに施された彫刻も素晴らしい。
愛宕神社(あたごじんじゃ)。江戸時代に東京の愛宕神社に拝・幣殿が移築された。
田中稲荷元宮。当地方唯一の春日造り。
錦織神社。近年全国各地から参拝する人が後を絶たない。
住所
電話
小田原市城山1ー22ー1
0465-34-7630
(自転車11分 ▼ 徒歩19分)
▲ MAP
<古くからこの地を見守る>
後奈良天皇の天文年間(1532年~1555年)に山王源村松原の海から出現した十一面観音を祀ったことから、松原大明神と呼ばれるようになったといわれます。現在のご祭神は、日本武尊、素戔嗚尊、宇迦之御魂神です。境内には、亀の甲羅をなでると社運隆昌・心願成就・開運・勝利(転じて試験合格)などに御利益があるとされる石像亀があります。
石像亀
吉兆の大亀の絵馬
住所
電話
小田原市本町2ー10ー16
0465-22-2672
(自転車6分 ▼ 徒歩9分)
▲ MAP
<200年以上前の鐘楼門>
市指定重要文化財の正恩寺の鐘楼門は、200年以上前に建立された小田原市内に残る数少ない楼門建築です。欅材の通柱4本で造られ、柱はそれぞれ、上層に行くに従い内側に傾き、全体に貫とほぞにより組み立てれらています。当初の姿がよく残り、昔の大工の技を間近に感じることができます。
1793年に3人の大工によって建てられた鐘楼門
門内部
住所
電話
小田原市本町4-5-7
0465-22-7405
(自転車11分 ▼ 徒歩15分)
▲ MAP
<壮絶な伝説が残る神社>
居神神社は、三浦荒次郎義意公、木花咲耶姫命、火之加具土神を祀っています。中でも三浦荒次郎義意については、壮絶なる伝説が残っています。
~伝説~
三浦半島の新井城主であった三浦荒次郎義意は、二十一歳の若武者、背丈七尺五寸、器量・骨柄人に優れ、筋骨たくましく八十五人力といわれ、北條軍に対し獅子奮迅の働きをしたが、1516年に自刃した。するとその首は小田原まで飛来し、当社の松の梢に掛かり三年の間落ちなかったという。噂を聞いた久野総世寺第四世忠室和尚が松の下で読経をし「うつつとも夢とも知らぬ一眠り、浮世の隙を曙の空」と詠み手向けると、義意の首は落ち、中空より「われ今より当所の守り神にならん」との声あったので、その松の下に祠を建て義意の霊を祀ったのが居神神社であると伝えられています。
本殿左手に鎌倉時代末期の古碑群があり、小田原市の重要文化財に指定されています。
住所
電話
小田原市本町4-5-7
0465-22-7405
(自転車11分 ▼ 徒歩17分)
▲ MAP